だしの歴史をかみしめながら♪
朝、晩めっきり涼しくなりました。
冬に一歩ずつ近づいているようです。
今日は、だしの歴史について書いてみます。
北海道で採れる昆布が、
日本海を通って精進料理が発達した京都に、
だしのもととして運ばれて来たのは、室町時代です。
江戸時代には大阪で主に取引されるようになり、
次第に西日本全体に広がっていきました。
鰹節のだしは、
江戸時代に京都や大阪の高級料亭でつかわれ、
鰹節のだしとりは秘伝中の秘伝の作業であり、
板前には決して触らせずかならず、
店主が削るといわれるほど日本料理の根幹をなしてきました。
しかしながら、鰹節や昆布は
大変、高級品であり
一般の家庭では入手出来るものでは、なかったようです。
そんな大変だった、
だしを今では、昆布や鰹節の旨味がたっぶり入った
極上じわもんだしであれば手軽に味わうことが出来ます。
だしの歴史をかみしめながら味わってみませんか。
♪ken_s♪